生活保護を受取るヤクザと不動産投資
2012/06/24
今日二回目の投稿のMerKneedes (メルニーデス)です。
近所の駅の近くに、最近一人暮らし用の小さな分譲マンションが建ちました。間取りは1Kとか、そんなもので、価格は1700万円~と表の看板に書いてありました。
ここは不動産投資用の分譲マンションで、オーナーになった場合の利回り試算も広告にありました。利回りはたしか7%とか8%だったと思います。
利回り7%は大々的に大家さん募集をしている不動産屋さんの釣り利率(15%とか)と比べると断然低いですが、資産運用の範囲としては投資額も少ないし聞こえはいいですね。仮に現金1000万を複利7%で運用したら5年後に1400万、10年後は約2倍の2000万ですから。ローンで不動産オーナーになった場合は、絶対そんな利率で回らないと思いますけど。
往々にしてお金がある人がどんどんお金持ちになるのが世の社会だけれど、ここのオーナーさんは実際どんな利回りになるのでしょうね。
そもそもこれから先、どんどん一人暮らし用のお部屋の入居率は下がってくると思います。みなさん子供生みませんから。かく言う我が家も子供はいません。
↑これは日本の人口増加率のグラフ。日本の現在の人口増加率、マイナス。
有名なおむつのメーカーが、あるデータを公開しました。それは、とうとう老人用おむつの売上げが、赤ちゃん用オムツの売上げを抜きました、という統計データでした。
不動産投資するならば、一人暮らし用の手ごろなお部屋もいいんですけれど、老人ホームとか介護系に投資したほうが、需要が高そうです。今現在老人か老人に差し掛かっている人たちが日本で一番資産を持っている人たちですから。
商売は、やっぱりお金を持っているお客さんを相手にしたいものです。
世間で騒がれている生活保護の問題なども、半年で打ち切りみたいにしたら、今ダメ生活をしているダメ人間も、重たいお尻を上げるかも知れません。ダメな人間はある程度自然淘汰されないと、社会そのものが機能しなくなる危険がありますから。
でも、共産党が一生懸命プッシュしている生活保護、それを受取っているひとたちの中に、かなりヤクザ屋さんがいらっしゃるのだとか。
このご時世、やくざな方々も大変なんですね。日本はどうなってしまうのでしょうか。
こんな私の杞憂もよそに、人類は何千年も前から社会的に権力を持った人たちがよりいっそうのお金を儲け、一般人は輪の中を走り続けるネズミのように死ぬまで働いてきました。社会の本質なんて大して変わってはいないのです。
そう考えると、生活保護を不正受給するヤクザな方々は、現在のシステムを巧みに利用する賢者なのかもしれません。横領、天下り、そんな美味しいシステムがない社会のほうが、異常なのです、悔しいですが。クリーンな社会を目指す人たちは、いつの世も決まって貧民だった歴史を思うと、複雑です。