乗らないフェラーリは存在するのか、しないのか…?
2017/09/16
カイザーのクロワッサンが好きなMerKneedes(メルニーデス)です、こんにちは。
「僕、スピード狂だからフェラーリ持ってる。でも都内じゃ100m置きに信号が赤になるし、普段はタクシーだねー。」
と某社長が言いました。
今日は、彼のフェラーリを哲学的に考え、今の国際情勢を俯瞰してみようと思います。
乗らないフェラーリは存在するのか、しないのか・・・?
ガレージにいけば、間違いなくフェラーリは存在しています。
しかし街で見かける彼は、いつもタクシー。誰も彼がフェラーリに乗っているのを見たことがありません。
乗らないフェラーリは、彼には存在しているけれど、彼の友達にとっては存在しないも同然。
モノの存在はとてもデリケートで微妙なのです。
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では、、
フェラーリではなく、もし仮に、地球上のある程度の先進国が各々「人類滅亡爆弾のボタン」を持っていた場合はどうでしょう。
紛争や戦争で相手をやっつけたくても、ボタンを押すと自分も死んでしまう。だから押せない。
その押せないボタンは存在するのか、しないのか・・・?
フルシチョフとケネディが危機に面した時、結局核戦争にはなりませんでした。
しかしあの時確かに、核兵器はキューバにあったのです。
お互いボタンを押さないでいる内に、宇宙人が地球を占領したら「漁夫の利」。国のトップはこうした危惧も考慮しないといけません。
漁夫の利
ハマグリが口を開けて日向ぼっこ中、鳥がハマグリを食べようとしたらハマグリも貝を閉じてクチバシを挟み、両者譲らない。その状況を見た漁師がハマグリと鳥の両方を捕まえたとさ、という故事。
今の国際情勢を見ると、なんだか冒頭の乗らないフェラーリを思い出してしまいました。
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さて、存在しないものを存在させて販売までしてしまうすごい国があります。
それが世界的合理主義の国、アメリカ。
上の写真、売っているのはドーナツの穴です。
ドーナツの穴は、存在するのか、しないのか・・・?
ハイデガーがこのバスケットを見たら、腰を抜かしたかもしれません。
ぜひ、某国のトップの方にもお見せたいお写真でございました。
ポイントは、こうしたウィットを各国が見いだせるかどうかでしょうか。
明日も世界が平和でありますように。
みなさま良い週末を❤