洗脳現場★マルチ商法の潜入レポ!
2013/10/05
おはようございます、MerKneedes (メルニーデス)です。
土曜日の東京は冷たい雨が降っています。ひと肌恋しくなりますね❤
さてさて、五反田の坂を上って超都心の某所、某ビル。
今日は、お化粧品のマルチ商法(MLM=連鎖販売取引)の勧誘現場潜入レポートです。
潜入の目的は、勧誘手法を知るため。商品やMLMビジネスに興味はありません。
※ ※ ※
そのセミナーは、
私 v.s. 私を勧誘しようとしている知人・二人のベテラン勧誘者
という1対3のスタイルで行われました。
勧誘トークはもっぱら二人のベテランによって行われました。
で、どのような感じだったかというと・・・。
- 二人が入れ代わり立ち代わり、間髪抜かずトーク炸裂!!
- 効果・効能・体験談の賛美
- 誰々のお墨付き、という権威の評価を強調
- 他社マルチとの対比
- 法律を守っているという主張
- リスクフリーというメリット
- 月収数百万も可能という過大な挑発
- 急がないとチャンスを逃す、という催促
等々、販促の基本を凝縮したような営業がみっちり二時間半続きました。
経営者としては参考になるエッセンスをたくさん拾うことができました。
基本的には、まくしたてるようなトークと資料誇示による短時間での洗脳ですネ。
マルチなのにマルチだと思わせない位の商品品質の良さと報酬メリットを猛烈にアピールされたら、免疫のない主婦さんや真面目な会社員さんはイチコロでしょう。
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マルチの何がいけないのかというと、儲かる可能性に欲がでて、その活動費用に盲目になってしまう事。
たとえば今回のお化粧品に関しては、「月々○万円の商品を自分が購入しなければ、人に紹介しても利益にならない」、ということです。
しかしその不利益はマルチ商法特有の「努力せずとも自分の下の会員が勝手に増えてすぐ元が取れるよ」と示唆されごまかされます。
が、そんなお話は「成績トップクラス営業マンの友達がたくさんいる事」とか、「自分は新興宗教の教祖様だ!」という人だけでしょう。
普通の友人しかいない場合は、友達を失うリスクを冒しますから要注意です。
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私は、そのお化粧品を紹介しようとした知人を責めるつもりはありません。私はマルチは絶対やりませんから、逆にこうした特殊な勧誘現場に潜入できて、勉強になったことに感謝です。
【結論1】不労所得に目がくらんでも、毎月マイナス収入(支出)から始まる罠に気づきましょう。
【結論2】
本当に商品を愛用しているのなら、人をマルチに勧誘するのをやめましょう。
【結論3】
ビジネスとして始めたのに儲かっていないのなら、さっさとやめましょう。
【結論4】
真面目に働きましょう(^_-)
以上、皆様もお気を付けあそばせ。
【おまけ】対面営業をされる方は、勉強になるので潜入してみるのもありです!
※潜入して万が一商品やビジネスの可能性に興味を持ってしまったら、あなたに営業のセンスはないので転職しましょう(笑)